AlgaleX、AI発酵制御の養殖藻場を一般公開

食品/飲料
※うま藻場

 AlgaleXは8月25日から、農林水産省中小企業イノベーション創出推進事業(フェーズ3基金事業)を活用し、うるま市に建設した世界初のAI発酵制御による養殖藻場「うま藻場」を一般公開する。

 同社では、廃棄される沖縄の泡盛粕を主原料に用いて、「オーランチオキトリウム」という極小の海藻の安定生産に成功。この海藻は、サバの13倍のDHA、トマトの10倍のGABAをはじめ、シジミや昆布を凌ぐうま味を含有する。「うま藻」と名付けて2023年に商品化した。

 「うま藻」は、アミノ酸源として廃棄される泡盛粕を活用している。しかし、泡盛粕は栄養素が不安定なことから、海藻の品質の安定化が難しいという課題があった。そこで、生育過程でバラツキを補正しながら育てることができるように、AIを独自で開発し、品質の安定化に成功した。

 今年3月にフェーズ3基金事業の補助金を活用し、研究技術を落とし込んだ自社開発設備が竣工。8月から、全設備の稼働を開始した。AIによる発酵制御をフル活用して、海藻育成の安定化を実現した実証設備という。

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