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「食」の機能性

コーヒーが空腹時血糖値の低下に関連

国立がん研究センターの研究グループはこのほど、観察研究により、コーヒーの摂取量が多い人で空腹時血糖値が低いことが明らかになったと発表した。  1990年と93年に全国10地域に在住していた40~69歳の男女9,855人(空腹時の採血データが...
「食」の機能性

発酵乳と野菜の摂取でカロテノイドの吸収性向上

京都大学と(株)明治はこのほど、発酵乳が野菜由来カロテノイドの吸収を促進することを明らかにしたと発表した。  野菜に含まれるカロテノイド(β-カロテン、α-カロテン、リコペン、ルテインなど)は、体内での吸収率が低いと言われている。研究グルー...
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ネット上の食品表示ガイドを公表

消費者庁は6月15日、「インターネット販売における食品表示の情報提供に関するガイドブック」を策定し、公表した。  容器包装上の表示は食品表示法でルールが明確にされてきたが、ネット上の表示については法的なルールがなく、表示の仕方はそれぞれの販...
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2位なのに「第1位」 エステ会社に措置命令

エステの施術満足度調査の結果で2位だったが、「第1位」と偽って宣伝したとして、消費者庁は6月15日、エステサロン運営会社の(株)PMKメディカルラボに、景品表示法違反で再発防止策を求める措置命令を出した。  ウェブサイト「Rakuten B...
表示・広告規制

スシロー、「おとり広告」でキャンペーン実施

景品表示法で禁止している「おとり広告」によってキャンペーンを実施したとして、消費者庁は6月9日、回転寿司チェーンの(株)あきんどスシロー(大阪府吹田市)に対し、再発防止策などを求める措置命令を出した。  自社ウェブサイトなどで、昨年9月14...
「食」の機能性

トクホ制度の運用緩和へ通知改正

特定保健用食品(トクホ)をテコ入れするため、消費者庁は6月8日、トクホの改正通知案を公表した。規格基準型トクホや疾病リスク低減表示の運用を緩和する。来月7日までパブリックコメントを募集し、7月中をめどに通知を改正する。  規格基準型トクホは...
「食」の安全性

ゼリー状ダイエット食品で健康被害

千葉市と兵庫県西宮市は6月7日、市販されているダイエット食品から医薬品成分が検出されたと発表した。  消費者からの健康被害の報告を受けて商品を検査した結果、医薬品成分である「シブトラミン」が検出された。  健康被害の原因となった商品は、「D...
その他

子どもと同居でうつ病のリスク低下

国立がん研究センターは7日、多目的コホート研究により、子どもと同居することで、うつ病のリスクが低下する可能性があることがわかったと発表した。  1990年に長野県佐久保健所管内に在住していた40~59歳の1,254人の追跡調査に基づき、家族...
「食」の安全性

指定成分の健康被害、1~4月50件

厚生労働省の取りまとめによると、指定成分等含有食品による健康被害の報告件数は、今年1~4月に50件に上った。  成分別ではコレウス・フォルスコリーが33件、プエラリア・ミリフィカ+ブラックコホシュが7件、プエラリア・ミリフィカとブラックコホ...
表示・広告規制

ネットワーク東海、「元気読本プラス」問題視

適格消費者団体の消費者被害防止ネットワーク東海は5月26日、医療機関の待合室などで配布されている小冊子「元気読本プラス」が、医薬品医療機器等法や景品表示法に抵触するとして、発行元のオアシスに編集方針の見直しを申し入れたと発表した。  ネット...