「食」の機能性

食品/飲料

緑茶・コーヒーの摂取量が多い女性で腎がんの罹患リスクが低下

国立がん研究センターの研究グループはこのほど、コホート研究によって、緑茶やコーヒーをよく飲む女性では腎がんの罹患リスクが低いという研究結果を発表した。 1990年と93年に全国10地域に在住していた40~69歳の約10万2,000人の男女を...
健康食品/サプリメント

2022年機能性表示食品市場 5,462億円の見込み

民間調査会社の富士経済が発表した保健機能食品の市場動向調査結果によると、2022年の機能性表示食品市場は、前年比24.0%増の5,462億円と見込まれる。 機能性表示食品市場は、話題性の高いヒット商品の登場、特定保健用食品(トクホ)や一般食...
「食」の機能性

食後にガムをかむと4時間にわたってエネルギー消費量が増加

(株)ロッテはこのほど、早稲田大学スポーツ科学学術院の宮下政司教授らのグループと共同研究を実施し、食後のガム咀嚼が4時間にわたってエネルギー消費量を増加させることを確認したと発表した。研究成果は「日本咀嚼学会雑誌 (2022年32巻2号)」...
「食」の機能性

<コラム>トクホ復活のカギ握る3社による許可申請

市場縮小が続くトクホ業界にとって、将来に期待を持てるような動きが出てきた。消費者庁は2月14日、疾病リスク低減表示として、「心血管疾患」「メタボリックシンドローム」「2型糖尿病」に対応する3件の許可について消費者委員会へ諮問した。 マルハニ...
「食」の機能性

新生児期の皮膚状態、皮膚細菌叢や腸内細菌叢と関連している可能性

(株)ナチュラルサイエンスはこのほど、産婦人科医や栄養士らとの共同研究で、新生児の皮膚状態は皮膚細菌叢および腸内細菌叢と関連している可能性を見いだしたと発表した。 研究の成果は、学術誌「日本小児皮膚科学会雑誌 Journal of Pedi...
「食」の機能性

日本コカ・コーラ、「アクエリアス」「い・ろ・は・す」などから免疫機能の機能性表示食品を発売

日本コカ・コーラ(株)は6日、「アクエリアス」「い・ろ・は・す」「ジョージア」「ミニッツメイド」の4ブランドから、キリンホールディングス(株)の独自素材「プラズマ乳酸菌」を配合した「コカ・コーラ社 プラズマ乳酸菌 免疫ケアシリーズ」を発売し...
「食」の機能性

特別用途食品制度、許可基準型病者用食品に「経口補水液」を位置づけ

消費者庁は1月20日、「特別用途食品の許可等に関する委員会」を開催し、特別用途食品制度の許可基準型病者用食品に、脱水状態を改善できる「経口補水液」を新設する案を提示し、了承された。パブリックコメント募集、通知改正を経て、「2023年度の早い...
「食」の機能性

乳酸菌が作り出す菌体外多糖による腸内環境改善と肥満抑制を確認

京都大学大学院と東京農工大学大学院の研究グループは1月17 日、マウス実験により、漬物やキムチなどの発酵食品の生産に用いる乳酸菌(Leuconostoc mesenteroides)が産生する菌体外多糖 EPSを摂取することにより、腸内環境...
健康食品/サプリメント

栄養機能食品制度の全20成分対象に表示を見直し

消費者委員会は12月2日、特定保健用食品・機能性表示食品・栄養機能食品で構成する保健機能食品制度のあり方について、同制度を所管する消費者庁と意見交換した。 消費者委員会の一部委員は、保健機能食品制度の全般的な見直しを求めた。これに対し、消費...
「食」の機能性

果物の摂取量が多いほど、うつ病のリスク低下

国立がん研究センターなどの研究グループがコホート研究 果物の摂取量が多いほどうつ病の発症リスクが低いことが、国立がん研究センターと国立精神・神経医療研究センターなどで構成する研究グループのコホート研究でわかった。 研究グループは1990年時...