「食」の機能性

食品/飲料

乳酸菌を含む発酵乳がHbA1cを低下

明治はこのほど、同社と東京大学、関西医科大学の研究グループがヒト試験によって、乳酸菌を含む発酵乳を糖尿病予備群の成人が摂取することにより、HbA1cが有意に低下することを確認したと発表した。 乳酸菌を含む発酵乳を糖尿病予備群の成人に、12週...
食品/飲料

UHA味覚糖、国立長寿医療研究センターの「東浦研究」に参画

UHA味覚糖はこのほど、国立長寿医療研究センターが実施する「東浦研究」に参画し、共同研究を開始すると発表した。 「東浦研究」は、愛知県東浦町に在住する要支援・要介護認定を受けていない65歳以上の人を対象に、2023年度から開始した長期間にわ...
「食」の機能性

乾燥させたビール酵母に腸内環境改善作用

アサヒグループ食品はこのほど、乾燥させたビール酵母やパン酵母由来の酵母細胞壁に、腸内環境改善作用があることを確認したと発表した。 乾燥させたビール酵母、パン酵母由来の酵母細胞壁を用いた2種類の試験を実施し、メタジェンが保有するヒト糞便を用い...
食品/飲料

塩蔵魚・干物の摂取量が多い人で胃がんのリスク上昇

国立がん研究センターがこのほど発表したコホート研究の結果によると、塩蔵魚・干物の摂取量が多いと胃がんのリスクが高くなり、女性の場合は魚介類由来n-3PUFAの摂取量が多いと胃がんのリスクが低下する傾向が認められた。 今回のコホート研究は、1...
食品/飲料

植物由来フェルラ酸から「バニリン」を生成する酵素を開発

東京理科大学創域理工学部生命生物科学科の古屋俊樹教授らの研究グループは5月16日、酵素タンパク質を分子進化させることで、植物由来フェルラ酸から一段階で「バニリン」を生成する酵素の開発に成功したと発表した。 バニラアイスクリームやシュークリー...
食品/飲料

紅藻「シゾン」が効率的に乳酸を生産

明治大学大学院農学研究科環境バイオテクノロジー研究室の伊東昇紀助教、小山内崇准教授らの研究グループは5月14日、微細藻類の1種である「シゾン」が、ほかの微細藻類よりも効率的に乳酸を生産することを見いだしたと発表した。 乳酸は食品添加物や医薬...
健康食品/サプリメント

イソマルトオリゴ糖を分解する細菌酵素の立体構造を解明~静岡大

静岡大学グリーン科学技術研究所生物分子機能研究コア/農学部・宮崎剛亜准教授の研究グループは5月10日、プレバイオティクスのイソマルトオリゴ糖を分解する細菌由来酵素の分子構造を解析し、イソマルトオリゴ糖のα-1,6結合を特異的に認識してグルコ...
健康食品/サプリメント

パッションフルーツ由来ポリフェノールが長寿遺伝子の発現を増加

森永製菓は5月9日、パッションフルーツ由来ポリフェノール成分の摂取群でサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)発現が増加することを確認したと発表した。 研究では、20~60代の基礎疾患がない成人男女(BMI20~45)を対象に、1日あたりにパッショ...
食品/飲料

腸内乳酸菌による脂肪酸代謝産物に抗炎症作用

東京理科大学は5月7日、先進工学部生命システム工学科の西山千春教授らの研究グループが、腸内細菌の代謝産物が免疫応答に及ぼす影響について調査し、脂肪酸代謝産物のエノン脂肪酸が樹状細胞の炎症反応を抑制することや、ほかの代謝産物と比べてγKeto...
食品/飲料

ヨーグルトの摂取頻度がNK細胞活性化に関連

明治はこのほど、成⼈を対象に、免疫指標と⽣活習慣の関連性を観察研究によって調査した結果、ヨーグルトの摂取頻度の⾼さが、免疫細胞(NK細胞)の活性化と関連性があることが⽰唆されたと発表した。 今回の研究により、ヨーグルトの摂取習慣がないグルー...