「食」の機能性

「食」の機能性

加工肉の摂取量が多いと急性骨髄性白血病や骨髄異形成症候群のリスク上昇

国立がん研究センターが発表したコホート研究の結果によると、加工肉の摂取量が多いグループでは急性骨髄性白血病(AML)や骨髄異形成症候群(MDS)のリスクが高い傾向にあった。  研究グループは、1995年と98年に全国の10地域に在住していた...
食品/飲料

多量飲酒者と非飲酒者は認知症リスクが高い傾向

国立がん研究センターの多目的コホート研究によって、少量飲酒者と比べて、多量飲酒者と非飲酒者では認知症リスクが高いことがわかった。  研究グループは、1995年と98年に秋田県横手、長野県佐久、沖縄県中部など5地域に在住していた45~74歳の...
食品/飲料

黒豆ポリフェノールに睡眠の質の改善効果

フジッコ(株)は17日、黒大豆ポリフェノールによる睡眠の質の改善効果を確認したと発表した。5月24日〜25日に神戸国際会議場で開催される「第76回日本酸化ストレス学会学術集会」で発表する。  研究は69人(20~65歳の男女)を対象に、黒豆...
「食」の機能性

乳製品の摂取量が多い男性で死亡リスクが低い傾向

国立がん研究センターの多目的コホート研究によって、男性の場合、乳製品の摂取量が多いと死亡リスクが低い傾向にあることがわかった。  研究グループは、1995年と98年に全国の11地域に在住していた45~74歳の人のうち、がん・脳血管疾患・心疾...
「食」の機能性

明治、乳酸菌の継続摂取による胃不快感の改善効果を確認

(株)明治はこのほど、同社が保有する乳酸菌「Lactobacillus paragasseri OLL2716(OLL2716株)」の継続摂取によって、胃の痛みといった不快感の改善効果と、胃の不調に起因するストレスの軽減効果が認められたと発...
「食」の機能性

ビフィズス菌が健常な産児の腸内環境を改善

森永乳業はこのほど、松本市立病院との共同研究により実施した臨床試験で、ビフィズス菌M-63に健常な産児の腸内環境を改善させる効果があることを見いだしたと発表した。研究成果は科学雑誌「Nutrients」に掲載された。  共同研究では、健常な...
「食」の機能性

<コラム> 保健機能食品の在り方

3月20日に開かれた消費者委員会の意見交換の様子をオンラインで傍聴した。テーマは保健機能食品の今後の在り方。学識経験者や消費者団体関係者など4人の識者が意見を述べた。  保健機能食品には特定保健用食品(トクホ)、機能性表示食品、栄養機能食品...
食品/飲料

緑茶・コーヒーの摂取量が多い女性で腎がんの罹患リスクが低下

国立がん研究センターの研究グループはこのほど、コホート研究によって、緑茶やコーヒーをよく飲む女性では腎がんの罹患リスクが低いという研究結果を発表した。  1990年と93年に全国10地域に在住していた40~69歳の約10万2,000人の男女...
健康食品/サプリメント

2022年機能性表示食品市場 5,462億円の見込み

民間調査会社の富士経済が発表した保健機能食品の市場動向調査結果によると、2022年の機能性表示食品市場は、前年比24.0%増の5,462億円と見込まれる。  機能性表示食品市場は、話題性の高いヒット商品の登場、特定保健用食品(トクホ)や一般...
「食」の機能性

食後にガムをかむと4時間にわたってエネルギー消費量が増加

(株)ロッテはこのほど、早稲田大学スポーツ科学学術院の宮下政司教授らのグループと共同研究を実施し、食後のガム咀嚼が4時間にわたってエネルギー消費量を増加させることを確認したと発表した。研究成果は「日本咀嚼学会雑誌 (2022年32巻2号)」...