寄稿・ブログ

【寄稿/第34回】腸内細菌代謝産物と純正醍醐論

(株)光英科学研究所 代表取締役会長 村田 公英 氏 腸内で「自前の醍醐」をつくり出す  NHK人気番組「チコちゃんに叱られる」でも紹介された、2500年前に古代インドで珍重された保存食品として仏典にまで記載されている「醍醐」について、前回...
食品/飲料

ヨーグルトの摂取頻度がNK細胞活性化に関連

明治はこのほど、成⼈を対象に、免疫指標と⽣活習慣の関連性を観察研究によって調査した結果、ヨーグルトの摂取頻度の⾼さが、免疫細胞(NK細胞)の活性化と関連性があることが⽰唆されたと発表した。  今回の研究により、ヨーグルトの摂取習慣がないグル...
食品/飲料

キリン、乳幼児の食物アレルギー対策に役立つ情報発信サービスを開始

キリンホールディングスはこのほど、乳幼児の食物アレルギー対策に役立つ情報発信アカウント「すくすくアレルギーのーと」をインスタグラムに開設した。  この取り組みは、同社の社内新規事業公募制度「キリンビジネスチャレンジ」から誕生した。「すくすく...
その他

日やけで運動時の疲労が増大

コーセーは4月16日、日やけにより運動時の疲労が高まることを血中の疲労マーカーの変化から確認したと発表した。  紫外線はシミやシワの原因の1つであることが知られいる。一方、日差しの強い日に運動すると、よりいっそう疲れを感じるように、紫外線と...
食品/飲料

小林製薬の問題で業界団体がコメント…具体的な行動は?

小林製薬の機能性表示食品を摂取した人で健康被害が発生したことを受けて、健康食品の業界団体は次のようなコメントを発表した。  健康食品産業協議会は「健康食品産業協議会の会員企業である小林製薬様が製造した紅麹の成分を含む健康食品を摂取した方から...
食品/飲料

小林製薬の「紅麹」問題 機能性表示食品“アンチ派” VS トクホ“擁護派”の戦いに?

沈黙する業界団体  小林製薬の紅麹原料をめぐる問題は、機能性表示食品制度の見直しにつながってきた。消費者庁は5月末をめどに、制度改正の方向性を取りまとめる計画だ。  メディアで報道される各方面の関係者の主張を聞くと、いくつかに分類できる。事...
その他

エラスチンを構成するタンパク質の産生 表皮と真皮が互いに働きかけ

ファンケルは4月8日、エラスチンを構成するタンパク質「EMILIN-1」の産生に、表皮角化細胞と真皮線維芽細胞が互いに働きかけていることを見出し、エラスチンの構造維持にそれらの働きが重要であることを確認したと発表した。  皮膚は、主に表皮と...
その他

「美肌温泉」を科学的に実証するサービスを本格展開

ポーラ・オルビスホールディングスの美肌温泉プロデュースタスクフォースは4月5日、温泉の美肌効果を科学的に実証する「美肌温泉証」サービスについて、全国の温泉設・宿・地域などを対象に本格展開を開始すると発表した。  これまでに温泉施設・宿の責任...
その他

拒食症の脳機能異常を網羅的に解明

千葉大学子どものこころの発達教育研究センターの研究チームはこのほど、全国5施設との共同研究により、脳機能画像の大規模解析を実施し、世界で初めて神経性やせ症における脳機能異常の網羅的な解明を行ったと発表した。研究成果は学術誌「Psycholo...
その他

エピゲノムによる調節が肥満・糖尿病を防止

東北大学大学院医学系研究科の研究グループはこのほど、マウスを用いた試験で、エピゲノムの書き換えを行う酵素の活性を欠失させると、WATでミトコンドリア増生が起こらなくなり、ベージュ脂肪細胞が作成されなくなることを明らかにしたと発表した。研究成...