栄養剤・流動⾷・栄養補給⾷品の市場規模 2023年度は2.0%増の1,514億円

食品/飲料

 ⽮野経済研究所が1月21日発表した調査結果によると、2023年度の栄養剤・流動⾷・栄養補給⾷品の市場規模(メーカー出荷⾦額ベース)は、前年度⽐2.0%増の1,514億円と推計される。

 構成⽐を⾒ると、栄養剤の市場規模が同3.8%増の390億円、流動⾷が同0.5%増の822億円、栄養補給⾷品が同3.7%増の302億円となった。

 それぞれ堅調に推移しているが、流動⾷は病院や⾼齢者施設の給⾷⽤途で使⽤され、保険適⽤される医薬品の栄養剤は在宅療養⽤途で主に使⽤される。

 栄養補給⾷品は組成が流動⾷に近いものの、栄養素や栄養価の補完に特化し、病院や⾼齢者施設に加えて在宅⾼齢者(未病や健康な⾼齢者含む)でもおやつやデザートとして利⽤されている。

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