コーセーは4月14日、ミカンの1種「タチバナ」の成熟した果皮から得られる橘皮抽出液に、メラニンの産生と受け渡しを抑制する作用があることを確認したと発表した。
表皮細胞が炎症状態になると、メラニンを作らせる指令を出すたんぱく質「SCF」の産生が増加する。橘皮抽出液には抗炎症作用があることから、表皮細胞に添加することでSCF産生量の変化を検証した。
橘皮抽出液を表皮細胞に添加したところ、細胞内のSCF産生量だけでなく、細胞外へのSCF放出量も減少することを確認した。次に、表皮細胞からメラノサイトへの影響を検証するため、表皮細胞から放出された成分を含む培養液をメラノサイトに添加したところ、橘皮抽出液を添加しない場合と比べ、メラニン産生に関わる酵素「チロシナーゼ」の活性が減少していることを確認した。
研究の結果から、橘皮抽出液は表皮細胞に働きかけ、メラノサイト刺激因子の放出を抑えることでも、シミ形成抑制に影響することがわかったと報告している。

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