6~7時間の睡眠が減量効果を最大化

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 RIZAPは5月13日、志村哲祥医師(東京医科大学)らの研究グループと「睡眠時間がダイエット効果に与える影響の分析」に関する共同研究を実施し、週平均6~7時間の睡眠時間が運動・食事指導プログラムの減量効果を最大化することを確認したと発表した。

 2015年から18年までに、週2回50分の運動指導と食事指導を受け、プログラム期間中に起床・就寝時刻を記録した1万8363人のデータを基に、睡眠時間と体重・体脂肪の減少効果との関連を調べた。

 その結果、週平均6~7時間の睡眠時間が運動・食事指導プログラムの体重・体脂肪減少効果を最大化し、過少でも過大でも効果が損なわれることがわかった。

 さらに、睡眠時間との反応性には年齢差があることも確認した。50歳以下では睡眠不足と睡眠過多が、51歳以上では睡眠過多が、効果を減弱させる有意な要因であることが示唆された。特に50歳以下の5時間未満の場合と、51歳以上の7~8時間以上の場合では有意に体重・体脂肪減少効果を損なうことがわかった。

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