都、健食試買調査 102品で違法

表示・広告規制

 東京都は3月29日、健康食品126品を対象に試買調査を実施し、102品で違法な表示・広告が認められたと発表した。

 都は昨年5月~今年3月の期間、販売店から購入の46品と、ネット通販などから購入した80品を対象に試買調査を行った。その結果、販売店から購入の46品のうち24品、通販の80品のうち78商品で、違法な表示・広告が見つかった。

 表示内容を見ると、「酵素のパワーで消化と代謝を促進 脂肪を溜めない!」「解毒作用」「心筋機能の正常化」「うつ症状を改善」などが確認された。また、契約関連では、ネット通販の最終申し込み確認画面に返品条件が表示されていないケースや、定期購入契約で2回目送付分以降の価格が表示されていないケースなどがあった。

(木村 祐作)

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