指定成分の健康被害、1~4月50件

「食」の安全性

 厚生労働省の取りまとめによると、指定成分等含有食品による健康被害の報告件数は、今年1~4月に50件に上った。

 成分別ではコレウス・フォルスコリーが33件、プエラリア・ミリフィカ+ブラックコホシュが7件、プエラリア・ミリフィカとブラックコホシュがそれぞれ5件の内訳となっている。

 健康被害に遭った人を年代別で見ると、40代が13人で最も多く、60代10人、50代9人などだった。

 主な症状は、コレウス・フォルスコリーが下痢、かゆみ・発疹、胃痛など。ブラックコホシュが胃痛やかゆみ・発疹、月経不順など、プエラリア・ミリフィカが不正性器出血、月経不順、かゆみ・発疹など。

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