2021年度の危害情報、トップ2は「化粧品」「健康食品」

食品/飲料

 (独)国民生活センターがこのほど取りまとめた「危害・危険情報の概要」によると、2021年度にPIO-NETによって収集した危害・危険情報は前年比12.2%減の1万3,194件だった。

 このうち、ケガや病気などの危害情報は1万1,263件。商品別分類別で見ると、1位は「保健衛生品」(「化粧品」、「医薬品類」、マスクなどを含む「他の保健衛生用品」、「家庭用電気治療器具」など)の3,947件(35.0%)。このうち「化粧品」は3,252件と82.4%を占めた。

(独)国民生活センターの発表資料より

 

 2位は「保健・福祉サービス」(「医療サービス」、「エステティックサービス」、「歯科治療」、「整体」など)の2,606件(23.1%)が続いた。

 3位は「食料品」(「健康食品」、「調理食品」、「飲料」、「菓子類」など)の1,984件(17.6%)。このうち「健康食品」は前年度から2,404件減少し、1,131件(57.0%)を数えた。

 商品・サービス別では、上位3は「化粧品」、「健康食品」、「医療サービス」だった。

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