東京都、上半期の消費者相談 脱毛エステなど「理美容」で増加

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※東京都の発表資料より

 東京都が16日発表した「消費生活相談の受付状況と傾向(上半期)」によると、上半期(4~9月)に東京都消費生活総合センターに寄せられた相談は1万2,941件で、前年同期(1万2,674件)と比べ102.1%(267件増)となった。

 契約当事者を年代別で見ると、前年同期から30歳代・40歳代以外の年代が増加。特に50歳代は110.3%(195件増)と最も増加した。

 商品・役務別では、増加が目立つのは5位の「理美容」。脱毛エステの一部の事業者で、破産手続きを開始したなどの報道があったことにより、解約・返金トラブルの相談が249.4%(251件増)と大幅に増加した。

 一方、減少したのは、アダルト情報サイトのワンクリック請求などを含む「娯楽等情報配信サービス」で、前年同期比84.5%(62件減)と最も減少した。

 店舗購入以外の特殊販売の件数は6,369件に上り、前年同期とほぼ横ばいで推移。特殊販売の相談が全体に占める割合は49.2%で、半数近くを占める。

 購入形態別に見ると、「通信販売」「電話勧誘販売」の件数が増加した。

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