食物繊維は「食品(お菓子類以外)」で摂取が5割弱占める

食品/飲料

 マイボイスコムが3月12日発表した「食物繊維に関する調査」の結果によると、直近1年間に食物繊維摂取のために利用したもの(複数回答)は、「食品(お菓子類以外)」が48.4%で最多だった。

 調査は2月1日~5日、MyVoiceのアンケートモニターを対象に、インターネット上で実施した(回答者数9551人)。

 食物繊維の摂取について、意識している人は「意識している」「まあ意識している」を合わせて5割強に上った。高年代層で比率が高く、男性70代や女性60代で6割強、女性70代で8割弱となっていた。

 自分は食物繊維を摂取している方だと思う人は、「摂取している方だ」「まあ摂取している方だ」を合わせて4割弱を占めた。70代で比率が高く、男性40代や女性30代で低い傾向にあった。

 直近1年間に食物繊維摂取のために利用したもの(複数回答)は、「食品(お菓子類以外)」が48.4%、「食物繊維が強化された食品・飲料」が11.9%。「食品」は女性の高年代層、「お菓子類」は10・20代で高かった。

 利用している食品・飲料(複数回答)は、「野菜類」が79.7%、「キノコ類」「海藻類」「いも類」「大豆製品」が各40%台、「こんにゃく」が30.6%。飲料では、「緑茶、玄米茶、ほうじ茶、麦茶など」が15.5%だった。

 食物繊維摂取を意識する理由(複数回答)は、「腸の調子を整えたい」「健康によさそう」「生活習慣病の予防・改善」の順に多かった。「腸の調子を整えたい」は女性、「美容のため」は女性の若年層、「健康によさそう」は男性の若年層で高くなる傾向がみられた。

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