「食」の機能性

食品/飲料

加⼯した昆布の摂取が胆汁酸の産⽣促進

フジッコは10月22日、20〜63歳の健常者を対象とした臨床試験により、加⼯した昆布を摂取した人で、腸内細菌によって産⽣される胆汁酸が増加することを確認したと発表した。 加熱処理によって、佃煮や塩昆布に含まれる⾷物繊維と同程度に低分⼦化した...
食品/飲料

ガム咀嚼と通いの場の組み合わせ 介護費を年間1.2兆円抑制の可能性

ロッテは10月21日、愛知県豊田市で実施した実証事業を基に、ガム咀嚼を含む口のエクササイズと、通いの場を組み合わせた「予防介入プログラム」の普及がもたらす介護費抑制効果を推計したところ、期待される1人当たりの介護費抑制効果が年間約4.2万円...
食品/飲料

青魚のDHAに精管の収縮抑制作用

東邦大学薬学部薬理学教室の小原圭将准教授らの研究グループはこのほど、青魚に含まれる脂肪酸のドコサヘキサエン酸(DHA)が、精管平滑筋の収縮を抑制することを明らかにしたと発表した。 研究グループは、男性生殖機能に関わる精管に着目。雄ラットの精...
食品/飲料

母乳中の糖たんぱく質糖鎖、種類によって異なる濃度変化のパターン

雪印メグミルクは10月6日、雪印ビーンスタークと共同で実施した全国⺟乳調査で、⺟乳中に豊富に含まれる糖たんぱく質糖鎖について出産後の濃度変化を詳細に解析し、出産後の⽇数に伴って⼤半の糖たんぱく質糖鎖は濃度が減少したが、⼀部の糖たんぱく質糖鎖...
健康食品/サプリメント

プラズマサイトイド樹状細胞の活性を可視化する尿中因子を発見

キリンホールディングスのヘルスサイエンス研究所は10月3日、和歌山県立医科大学が主宰するコホート研究「わかやまヘルスプロモーション研究」に参画し、血液中のpDC(プラズマサイトイド樹状細胞)活性と関係する尿中のタンパク質やマイクロRNAを発...
健康食品/サプリメント

発酵性食物繊維が腸内細菌叢や排便関連QOLに有益

Mizkanは10月1日、摂南大学、京都府立医科大学と共同で行った臨床試験により、発酵性食物繊維を中心とする食品の摂取が、腸内細菌叢や排便関連QOLに有益な変化をもたらし、睡眠や肌の状態と関連する可能性を確認したと発表した。 20~50歳の...
食品/飲料

抗酸化物質の摂取量が多い人で肺炎の死亡リスク低下

国立がん研究センターはこのほど、コホート研究によって、抗酸化物質の摂取量が多い人で、肺炎の死亡リスクが低下する傾向が見られたと発表した。 1995年と98年に全国の11地域に在住していた45~74歳の人で、がんや循環器疾患などの既往がなかっ...
化粧品・美容関連

サンショウ種子加水分解物にミトコンドリアの機能向上作用

再春館製薬所は9月18日、サンショウ種子の加水分解物がミトコンドリアの“新生”を誘導するタンパク質「TFAM」の発現を促進し、ミトコンドリアの機能を高める作用を持つことを確認したと発表した。 約530種の植物サンプルをスクリーニングしたとこ...
食品/飲料

2025世界陸上で暑熱対策と⽔分・栄養補給の共同研究を実施~大塚製薬

⼤塚製薬は9月10日、グローバルサポーターとして協賛する「東京2025世界陸上競技選⼿権⼤会」で、世界陸連、早稲⽥⼤学との共同研究により、⼤会前と⼤会中の暑熱対策、⽔分・電解質補給と栄養補給に関する調査を実施すると発表した。 東京2025世...
食品/飲料

食物繊維の摂取量と糖尿病発症の関連は認められず

国立がん研究センターは8月20日、コホート研究により、食物繊維の摂取源ごとに糖尿病発症との関連を調べた結果、穀類・豆類・野菜類・果物類からの食物繊維摂取量のいずれも、糖尿病発症との有意な関連は見られなかったと発表した。 1990年と93年に...