「食」の機能性

健康食品/サプリメント

1日500mgのラクチュロース摂取で⼤腸内のビフィズス菌が増加 

森永乳業は12月17日、ヒト試験により、1⽇500mgのラクチュロースの摂取で、腸内のビフィズス菌が増加することを確認したと発表した。 今年2月~4月、健康な成人の男女78人を対象に、ランダム化⼆重盲検プラセボ対照クロスオーバー⽐較試験を実...
健康食品/サプリメント

コーヒーと腎機能、摂取行動やカフェイン代謝に関連する遺伝的多型が影響か

徳島大学大学院医歯薬学研究部医学域医科学部門メディカルAIデータサイエンス分野の渡邊毅助教、藤田医科大学医療科学部研究推進ユニット予防医科学分野の藤井亮輔講師らの研究グループはこのほど、大規模調査データを用いて、コーヒー摂取と腎機能の関係を...
健康食品/サプリメント

届出者の3分の1が「すでにPRISMA2020に準拠したSR体制を整備済み」

EASが12月10日発表した「機能性表示食品の制度改正後の企業の課題」に関する調査の結果から、「すでにPRISMA2020に準拠したSR体制を整備済み」と回答した届出の担当者が全体の34.8%を占めた。 調査は11月18日~19日、調査回答...
食品/飲料

ポリアミン産⽣乳酸菌とビール酵⺟・パン酵⺟のシナジー効果を検証

KINSとアサヒグループ食品はこのほど、KINSが保有するポリアミン産⽣能⼒の⾼い乳酸菌と、アサヒが保有するビール酵⺟・パン酵⺟とのシナジー効果を検証する共同研究を開始したと発表した。 ポリアミンは、細胞内に存在する低分⼦化合物。プトレシン...
「食」の機能性

ザクロの葉・枝由来成分、トランスサイレチン由来アミロイド線維の分解作用

熊本大学大学院生命科学研究部附属グローバル天然物科学研究センターの首藤剛准教授らの研究グループは11月27日、ザクロの葉・枝から得られる天然物「PGG」が、ATTRアミロイドーシスの原因となるトランスサイレチン(TTR)アミロイド線維を分解...
食品/飲料

ビフィズス菌の菌種・菌株によって脂肪酸の組成に顕著な違い

森永乳業はこのほど、静岡県⽴⼤学⾷品栄養科学部との共同研究で、ビフィズス菌に含まれる中鎖・⻑鎖脂肪酸を分析したところ、菌種・菌株の種類によって脂肪酸の組成に顕著な違いがあることを⾒いだしたと発表した。 これに加え、ビフィズス菌M-16Vは、...
食品/飲料

良好な口腔環境が腸内環境の安定に影響

ライオンは11月18日、サイキンソーとの共同研究により、口腔内細菌「ナイセリア(Neisseria属)」が口内フローラに多い人は、腸内フローラの多様性が高く、腸内環境も良好である可能性が示唆されたと発表した。 さらに、「ヴェイロネラ(Vei...
食品/飲料

大豆イソフラボン・黒豆ポリフェノールの併用摂取 更年期周辺女性の「睡眠の質」を改善

フジッコは11月5日、跡見学園女子大学マネジメント学部生活環境マネジメント学科の石渡尚子教授との共同研究により、松本ヘルス・ラボ(長野県松本市)で実施した臨床試験で、大豆イソフラボンと黒豆ポリフェノールの併用摂取が、更年期周辺女性の睡眠の質...
食品/飲料

ヨーグルトが唾液中の抗菌物質に影響

明治は11月4日、神奈川⻭科⼤学副学⻑環境病理学の槻⽊恵⼀教授らのグループと実施した⾼齢者施設の職員を対象とした観察研究により、特定の乳酸菌で発酵したヨーグルトの継続摂取者は⾮摂取者と比べて唾液中の抗菌物質が多いことなどを確認したと発表した...
食品/飲料

加⼯した昆布の摂取が胆汁酸の産⽣促進

フジッコは10月22日、20〜63歳の健常者を対象とした臨床試験により、加⼯した昆布を摂取した人で、腸内細菌によって産⽣される胆汁酸が増加することを確認したと発表した。 加熱処理によって、佃煮や塩昆布に含まれる⾷物繊維と同程度に低分⼦化した...